3.グロースファクターと美白

美白の大敵メラノサイト

紫外線防止は美容の第一歩です。

美白はもちろん、シミや小じわなど、ほとんどの肌のトラブルは紫外線と結びついています。注意したいのは紫外線は夏だけの問題ではないということです。真夏に紫外線が強いのは確かですが、他の季節も少なくはありません。紫外線が美白に大敵なのはメラニン色素と深く関係しているためです。

皮膚の表皮層の最も下層には基底細胞層という組織があります。この基底細胞層には基底細胞10個につき1個の割合でメラノサイト(色素細胞)と呼ばれる細胞があり、紫外線を受けるとメラニン色素を作って周囲の細胞に色素を与えます。皮膚を黒くして紫外線の害から守るための仕組みで大切な生体防御反応です。

ところが紫外線を浴び続けると、メラノサイトが活性化してメラノサイトを多量に作るようになり、メラノサイト自体の数が増えてきます。アフリカで強烈な紫外線を受け続けてきた黒人の肌がその代表です。
美白のために紫外線を防ぐことが最優先されなければなりません。

紫外線を避けるには外出しないことがいちばんです。
しかし、それは現実問題として無理な話です。

そこで日焼け止めを使うことになりますが、紫外線の強さを考え、自分の肌の質に合ったものを選びます。一年中、朝から日暮れまで必要なことも忘れてはいけません。曇りの日のように太陽光が弱く見える時でも、紫外線は想像以上に強く肌を傷めています。
また、日焼け止めは紫外線に当るとどんどん効果を減らすため、紫外線予防効果の強いものを塗って長時間過ごすより、弱いものを一日に何度か塗り直す方が効果的と言えます。

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